小説の森を歩く

読んだ本の感想などを、心のままに綴っています。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ある男 (平野啓一郎)

平野啓一郎著「ある男」を読んだ。 単行本の帯に 「愛したはずの夫はまったくの別人だった」とあって、読む前は「どういうことだろう 。面白そうだな」と、あまり深く考えずに思っていた。そして読み終わった 今、 別人という言葉が、なんとなくしっくりこな…